こんにちは!木村真理子です。
『クリーニングデイ』は2014年から日本でも開催されているフィンランド発祥のアップサイクルイベントで、毎年5月と8月に一斉開催しつつ、いずれはいつでもだれでも気軽に開催できることを目指しています。私も立ち上げ当初から鎌倉エリアで毎回開催サポートしていて、タイドプールの子どもたちとも開催したいなぁと思い今回実施しました。
狩野さんとは数年前に鎌倉開催時に素材提供をしてくださったことが縁で、今回ぜひ!とゲストにお招きしました。
まずはマシンに電源を入れて加熱しつつ別室でプロジェクターを見ながらプラスチックの話。
難しそうな話も詳しく知っている子どもが補足してくれたり、狩野さんがクイズ形式にしていてくれたりでみんな真剣にそして楽しげに聞き入っていました。
話のあとは「古いものに新しい価値を生み出す」お楽しみの実践です。
予め用意してもらった粉砕して色分けされたペットボトルのキャップの素材を
好きな色の配分で溶解、3つの定規ができる型に流し込んで固めて新たなモノに生まれ変わらせます。
2~3人に分かれてグループで色を決めるところから悩み始め、少し揉めたりしている様子をみていると、みんなの真剣さ、新たにつくるモノへの愛着が伝わります。
グループや色選びが決まったら配合。決められた一定量をグループごとに測りました。
その後はマシンに入れてタイムキーパー係が時間を測りつつ溶解。
充分熱したところでチーム&狩野さんとチカラを合わせて型にプラスチックを注入します。
ここでチカラいっぱいやらないと型にまんべんなく広がらずどこか欠けてしまったりするそうです。
1回目のグループは1つが少し欠けてしまったので2周目もチャレンジすることに。
2回目&3回目のグループも注入を終えてみんなうまく型どれグーで握手!
1回目のグループが2周目をやって全員分が完成しました。
2周やったグループは持ち帰る1本を巡り、色や混ざり具合の異なる2本の定規を握ってかなり長い間悩んでいました。
最後はみんなそれぞれ1本の定規を握りしめて終了。
今日過ごした時間がモノを大事にすることや環境に目を向ける小さなキッカケになるといいなぁと定規を握って帰って行く背中を見送りながら思ったのでした。
狩野さん、スタッフのみなさんありがとうございました!