前回は海岸に出てのびのびと石膏を使った制作を行いましたが、
本日は天候が不安定なので室内で続きを行いましょう。
「犬」をつくろうというアイデアは引き継ぎつつ、今回は室内ならではの計画的でしっかりとした手順を目指しました。
まずは今日も一緒に登校してきたちゅらちゃんを観察させてもらいながら、パーツの数を決めます。
「前足が1,2、、後ろ足が3,4、、全部で11個」
「いや、尻尾は針金と紐でつくるから10個」

パーツの数が決まったら、パーツ数、砂の総量、各部位の大きさを考えながら砂山をつくります。

これまでの経験から制作の手順が把握できているので、今までにないペースで石膏を流すことが出来ました。

固まるまでの時間もこれまでにつくった顔の作品に着色をする・吊るして飾れるようにするといった工程を組み込んでいき、
集中を途切らせることなく時間を有効に使えましたね。

と、いいつつもやはり今回も砂から発掘する時間はぎりぎりになってしまいました、、、
しかしここでも手馴れた手つきで掘り出し、あせって壊してしまうこともなく綺麗に取り出します。

これまでの砂や石膏の特性を確かめるような実験的な制作から一変して、今回は各材料をとてもスマートに扱っての構築的な制作時間が過ごせたように思います。
「プラモデルみたい」なパーツをつくったところで終了しましたので、次回は組み立てていきましょう。
来週になったら新たなイメージや方向性が生まれていくかもしれませんね、どのような展開が見られるのか楽しみです。
ありがとうございました。
今野健太