これまでに山や海、町で集めてきた材料がだいぶ充実してきたので、本日は前半に紙粘土で集めたかたちを使った版画を行い、様子を見て足りなそうであれば材料探しに行こうという計画をたてスタートしました。
はじめは「葉山」の文字を集めたシリーズから刷ってみましょう。
意外ときれいに文字まで写しとることが出来ました。
「じゃあ次はこれをやってみよう」「これは何のかたちだっけ?」とつながっていき、会話の中から抽象的なかたちの記憶もよみがえることで、自然と手が伸びていきます。
回を重ねると色ののせ方にも工夫が生まれていきます。
お話をしているうちについつい同系色ばかりを使ってしまうことにも気を配っていきましょう。
今日はこれまで集めた海・山・川のかたちをすべて一度刷ってみようという目標をたててはみたものの、中盤あたりでこのペースでは間に合わないのよね、、、となり、色をのせる人と刷る人で分担作業になっていきました。
何とか間に合いました!
40個以上のかたちを一枚の大きな模造紙に刷ってみると、やはりそのバリエーションの豊かさが映えて見えてきます。
またたくさんの工夫に溢れた絵の具ののせ方によって紙粘土自体にもカラフルで魅力的な進展が生まれました。
今回は版として使用した紙粘土ですが、次回は接着剤を使って立体作品にしてみることにしましょう。
そのためにはまた、外に出て心棒となる流木か木の枝を捜しに行きましょうね、来週も楽しみです。
ありがとうございました。
今野健太