本日もお天気に恵まれたので外に出ていきましょう!
前回の終わりに、版画制作の際に着色した紙粘土をさらに活用しての立体制作を提案したところ、人型の作品という案が出てきました。
そこで今回は流木を使った骨格つくりに挑戦です。
今日はあまり流木が流れ着いていないそうですが、とりあえず材料探しからはじめましょう。
拾い集めた材料からまず足をつくります。
「同じ長さの木がないね、、」
とお話していた矢先、石に思いきり叩きつけて折るという大胆な方法で長さのそろった太ももの部材ができました。
部材が出来たら、用意してきた手回しドリルと結束バンドを使って繋げていきましょう。
穴を開ける作業では材料のかたちや細さ、木の詰まり具合で開けやすさにも大分違いがありました。
しかしドリル刃の摩擦熱や焼ける匂いもチェックしながら、扱いにも慣れてだんだん開けるのも上手になっていきましたね。
続いては開けた穴に結束バンドを通して繋げていきます。
部材のかたちや大きさに合わせて穴の数やバンドの本数、締め具合に微妙な変化をつけて人のかたちに近づけていきましょう。
後半には太い木にもしっかりと穴を開けることが出来、「座らせられる」ような構造にまで配慮した組み立てに集中して取り組みました。
材料の少なさと骨格の大きさからはじめの予想通り下半身までしか進みませんでしたが、
今回は砂浜で波の音を聞き、風を感じながらの制作にとても充実した表情を見ることが出来ました。
材料は集まったので次回は上半身に進んで行き、さらにはこれまでに集めた材料も組み込んでお話にも出た「地球上でひとつしかない作品」を完成させましょう!
ありがとうございました。
今野健太